合成界面活性剤の入ったシャンプー、それにリンスインシャンプーは髪の毛に悪いと知る人も増えてきました。だから、石鹸は安全、大丈夫と安心している人がいるようですが、そう決めるのは極めて危険です。石鹸の主成分は、油脂を苛性ソーダで分解したものです。そこに合成香料やエデト酸塩などの防腐剤を入れて固めてあります。合成香料にはアレルギーの問題がある上、エデト酸塩には発ガン性の疑いがありますが、このままだとphは9.7位の強いアルカリ性を示します。石鹸は強いアルカリによって頭皮の皮脂を取りすぎてしまいます。当然、頭皮は乾燥し、髪もパサパサになります。そこで、アルカリ度をさげようとすると、酸性物質を入れることになります。そうなると髪の主成分であるケラチンや皮膚の角質を荒らしてしまうことになります。石鹸で洗うとサッパリするのは、石鹸の油脂が髪や頭皮につき、皮膚を守っている皮脂と石鹸の油脂が入れ替わった時に感じるサッパリ感で、頭皮と髪には自然の保護膜を油脂に変えた分よくありません。

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