自らの発毛の発毛技能士:阿部です。

今日は女性の薄毛治療についてお話ししたいと思います。

当店へのお問い合わせで年々増えているのが、薄毛治療薬のミノキシジルに関わる相談内容です。

実際にあった相談例を挙げると以下のような内容になります。

「確かに生えたけど体毛(ムダ毛)も増えた。」

「体毛は増えたけど、髪は効果を感じなかった。」

「飲むのを止めたら飲む前よりも薄毛がひどくなった。」

「不整脈が出たので飲むのを止めたい。」

「妊活のために服用を止めたら薄毛が悪化した」

このような相談が多いのはミノキシジルが血管を拡張する作用のあるお薬だからです。

「女性がミノキシジルを飲まない方が良い5つの理由」と題し、それぞれの副効果の内容を見ていきましょう。

女性がミノキシジルを飲まない方が良い5つの理由

体毛が増える

一酸化窒素が動脈を拡張させるため体中の毛根に血液が届きやすくなり、発毛効果が現れ安くなります。

しかし「体中の」という部分がネックでして、発毛効果が高い人ほどそれに比例して、おでこ、耳、指、腕、背中、いろいろなところのムダ毛が濃くなります。

ただし、ムダ毛はミノキシジルの服用を止めれば3か月後にはかなり減ります。

服用を止めるとリバウンドする

そして服用を止めると支えとなっている血管拡張作用がなくなるため、生えた毛も抜けてしまい、場合によっては治療前よりも薄毛が進行する場合もあります。

服用を止めてすぐに髪が脱毛する人もいれば、多くは2~3か月後にリバウンドの脱毛が起こるケースが多いです。

この場合もムダ毛と同じようによく生えた人ほどよく抜けます。

薄毛が改善しない場合もある

ミノキシジルを服用しても髪の毛が増えた実感がない方もいます。

この事に関しては私なりの見解がありまして、「生えない」のではなくて、数ミリの短い毛しか生えていないから見た目の薄毛が改善しないのだと思います。

実際にミノキシジルを飲んでも効果が低かった男性と、塗り薬(リアップ女性用)を1年間使用しても改善しなかった女性のお客様の例をご紹介します。

対策としては頭皮ケアをきちんと行い、発毛した髪を太く長く育毛する事が肝心になります。

当店の施術やケア商品は毛根を活性化して育毛する効果が優れているため、ミノキシジルによる薄毛治療で効果が低い方でも改善できるケースが多いです。

不整脈や狭心症のリスク

当店に通われている20代前半の女性のお客様は、以前に病院で処方されたミノキシジル内服薬を飲んだところ不整脈がでてしまい治療を断念した経緯がありました。

毛細血管を拡張してくれるのは髪にとっては良いのですが、同時に心臓の冠動脈も緩ませて拡張するため血圧が下がって心臓に入る血流(酸素量)が減少し、不整脈や狭心症のリスクが増加します。

これは100%の方がなる訳ではないですが、もともと低血圧の人の方はより心疾患のリスクは高くなると言えます。

妊娠中は使用できない

ミノキシジルは妊娠中は服用できないため、一度薄毛を改善できたとしても、出産するころには脱毛し薄毛に戻ってしまう可能性が高いです。

以上の理由だけ見ても、この先の人生で出産を考えている女性にとってミノキシジル内服薬を使用した薄毛治療は選択肢としてあり得ないものになるかと思います。

まとめ

女性がミノキシジルを飲まない方が良い5つの理由について実際のお客様の体験談を参考に解説しました。

既にミノキシジルを飲んでいて今後どうしようか迷っている方や、これから治療を考えている女性も多いかと思いますが、ミノキシジル内服薬は女性にとってなかなか厳しい副作用があることを分かって頂けたのでは無いでしょうか?

女性が薄毛治療を探すと必ず病院の薄毛治療が真っ先に目につくと思いますが、この記事に書いてあるリスクを知ったうえで冷静に判断して頂きたいな~と思います。

内服薬を止めた時の薄毛のリバウンドは再びの改善が難しくなります。

当店は100%ミノキシジル内服薬を使用しない女性の薄毛改善を行っておりますのでお気軽にご相談ください(^-^)

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