髪の毛の成長のしくみ

髪の毛はケラチンというたんぱく質で構成されています。
頭皮から出ている部分を「毛幹」、頭皮の下にある部分を「毛根」といいます。
毛根の先のふくらんだ部分が「毛球」で、その内側に「毛乳頭」があります。
毛乳頭は、毛細血管を通ってきた血液中の栄養分を「毛母細胞」に与えます。
栄養分を受け取った毛母細胞は細胞分裂を繰り返し、増殖して上に押し上げられ、毛幹として頭皮に姿を現します。

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髪の断面図

髪は外側から中心に向かって、キューティクルと呼ばれています「毛表皮」、コルテックスと呼ばれる「毛皮質」、メデュラを呼ばれる「毛髄質」の3層からなります。

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キューティクル(毛表皮)

この言葉はCMなどで耳にして、誰でも知っていることでしょう。キューティクルは髪の表面をウロコ状に覆って形成されています。
髪内部のたんぱく質であるケラチンや水分を保護する役割をしていて、キューティクルが整っていてはじめて髪に艶がが出ます。

コルテックス(毛皮質)

キューティクルの内側にあり、髪の内側のほとんどを占めます。髪の色や太さ、強さなどを決定づけているものです。髪の水分量をコントロールしている部分でもあり、健やかな髪だと、水分が11~16%に保たれています。
シャンプーなどで髪が濡れると、水分は一気に35%前後まで増え「膨潤」(ぼうじゅん)と呼ばれる状態になります。水分を含んでいるのはコルテックスだけですので、この時に無理にブラッシングをするとキューティクルが無理に伸びることになり傷つけてしまいます。
一度傷ついたキューティクルやコルテックスが元に戻ることは容易ではなく、傷ついたキューティクルからたんぱく質や水分が出てしまい、髪のハリ・コシがなくなるばかりではなく、パサついて枝毛、切れ毛が増え、毛先も赤っぽくなってきます。

メジュラ(毛髄質)

髪の芯の部分で内部の中心にあります。多くの気泡があり、空気を含んだ状態になっていて、メラニン色素を含んでいます。すべての髪にメジュラが含まれているわけでは無く、全くないもの、途中で途切れてしまっているものなどがあり、太い毛には多く含まれていて、反対に細い毛には少ないです。それより細いうぶ毛や赤ちゃんの毛にはほとんど含まれていません。

 

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