髪に良いとされるサプリメントを服用されている方は多いですが、本当に効果が出やすい良い品質のものでしょうか?
サプリメントはまさに「安かろう悪かろう」の世界で、安いものに良いものは無いです。
サプリの成分表をチェック!!
日本ではサプリメントは、薬事法で守られていないので、安いからと言って気軽に飲んではいけません。
天然由来成分がまったく入っていなくても、また、合成添加物など合成着色料などが多く入っていても、サプリメントとして販売する分には、日本では問題はないからです。
サプリ先進国のアメリカはサプリメントでも全成分表示が義務付けられています。
天然由来成分の原料には、大豆、酵母、乳酸菌、濃縮物などと書かれています。
ビタミンC、ビタミンEなどと栄養素がそのまま明記してある場合は、原料は合成です。つまり添加物です。
天然由来成分が原料のサプリメントは、合成品由来のものよりも価格が高いはずです。
製造方法をチェック!!
ビタミン、亜鉛、酵素などは熱に弱く、破壊されてしまうと言われています。
私が使っているアマニ油も低温圧搾という方法で製造されています。
迷ったらアミノ酸アプリ
忙しいからと言っておにぎりだけとか、パンだけとか髪にも美容にも最悪です。そんな方は安いマルチビタミンサプリより、アミノ酸サプリがお勧めです。
アミノ酸サプリメントを選ぶポイントは2つあり、両方がそろっているのを選びましょう。
①「アミノ酸スコア100」
②「アミノ酸20種類配合」
パッケージまたは成分表にこのように書いてある物が良いです。
理由を書きますが、長いし理屈っぽいので興味のある方は読んでください。
髪はタンパク質でできている
毛髪はケラチンと呼ばれるたんぱく質でほぼ構成されています。
そのため、ケラチンを体内に取り込むことが育毛への近道になりますが、そのケラチンを体内で合成するにはいくつかの成分が必要になります。
たんぱく質
たんぱく質は20種類のアミノ酸で構成されていて、そのうちの9種類が体内で合成されない必須アミノ酸です。髪の元となるメチオニンも必須アミノ酸なので、食事で摂取しない限り補充されません。
動物性たんぱく質:肉、魚、卵、乳製品
植物性たんぱく質:大豆、納豆、豆腐
ただし、動物性たんぱく質は摂り過ぎると内臓脂肪の増加や、血液・血管の劣化の要因になるので注意。
アミノ酸
ケラチンの主成分はシステインという、体内で合成することができる非必須アミノ酸の一種ですが食品やサプリメントで積極的に摂取することでより良い育毛環境を作ることができます。
システインは、L‐システインというサプリメントで摂取できるほか、食品では赤唐辛子やニンニク、玉ねぎ、ブロッコリーなどにも含まれています。
また、体内においてはメチオニンから作成されますが、メチオニンは体内で合成できない必須アミノ酸なので、システインよりも積極的に取り入れなければいけません。
メチオニンを多く含む食品としては、ほうれん草、グリーンピース、にんにくのほか、チーズやとうもろこし、ナッツ類、豆腐などが主に挙げられます。
ただし、メチオニンに限らず必須アミノ酸はすべての種類をバランスよく摂取しないと有効に活用されないため、メチオニン摂取だけをメインにしても意味はなく、他の必須アミノ酸も併せて摂取するよう心がける必要があります。
以上の理由からも、①「アミノ酸スコア100」②「アミノ酸20種類配合」のアミノ酸サプリがオススメです。
病院でも大手でもない。薄毛AGA対策の最後の砦が仙台に。自ら発毛の発毛技能士:阿部正樹です。記事を読んで頂きありがとうございました。