「酵素」
酵素ドリンクや酵素ダイエットなど、一度は酵素という言葉を耳にしたことがある方が多いと思いますが、薄毛予防と密接な関係があることご存知でしたか?
毎日お客様の発毛と向き合っている発毛技能士の観点から、そもそも酵素とは何か?から、酵素を意識した食事の仕方まで、「薄毛改善に酵素を意識する」というタイトルで2回の記事に分けてご紹介します。
髪に酵素が大切な理由
酵素とは何か?
酵素は食べたものを消化、分解したり代謝に大きく関係する人間の生命維持に欠かせないとても大切なものです。
酵素は食べたものの消化吸収に必要な「消化酵素」と、糖代謝、タンパク質代謝、免疫アップに必要な「代謝酵素」そして野菜や果物など生の食品に含まれる「食物酵素」の3種類があり、消化酵素と代謝酵素を内部酵素、食物酵素を外部酵素と言います。
タンパク質やビタミンなど5大栄養素と呼ばれる栄養をバランスよくとっていたとしても、酵素が不足すると、代謝が悪くなり免疫が落ちて病気にかかりやすくなったり、肥満や肌のシミ、シワ、抜け毛や白髪といった様々な老化現象を引き起こします。
高級なサプリメントを継続して飲んでいるけど全く効き目が無い・・・そんな方は消化酵素と代謝酵素の内部酵素が不足している可能性があります。
育毛と酵素の関係
頭皮の新陳代謝が低下すると、角質汚れや皮脂汚れが蓄積するばかりでなく血行も悪くなり抜け毛を引き起こします。そのため髪を元気にして薄毛を改善させるためには、内部酵素(消化酵素と代謝酵素)の働きが充分である必要があります。
消化酵素
唾液も消化酵素の一つです。唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素は食べ物に含まれるでんぷん(炭水化物)をブドウ糖に分解(消化)します。
しかし、消化酵素が足りないとこの分解が不十分になり、未消化の糖がそのまま吸収されて血液の中を漂います。そうすると血液がドロドロになって全身の血行が悪くなり、頭皮はなおさら血行不良になります。
代謝酵素
髪が元気にすくすくと育てるには毎日10億個の頭皮の細胞を分裂させる必要があるのですが、代謝酵素はその細胞分裂を促すうえで大きな役割を担っています。
代謝酵素が不足する理由は一つです!実は内部酵素には一定の数に限りがあります。例えば10ある内部酵素のうち、消化酵素を7使えば、代謝酵素は3しか無い状態になってしまいます。
つまり、消化酵素を無駄に使ってしまうと代謝酵素が足りなくなり、薄毛になりやすくなる!と言えます。
食物酵素
酵素は食べ物からも摂取することが出来ます。
育毛の為に生野菜や果物を食べたほうがいいのはビタミンやミネラルなどの栄養を摂るため!という意識が強くなりがちですが、実は「生野菜や果物に含まれる酵素を摂る」事のほうが大切です。
果物は食物酵素が豊富なので食事の一番最初に食べたほうが良いのです。
次回の記事では、このように上手に食物酵素を摂る方法や、どうすれば消化酵素を無駄使いしない食べ方ができるのか?をご紹介します。
病院でも大手でもない。薄毛AGA対策の最後の砦が仙台に。自ら発毛の発毛技能士:阿部正樹です。記事を読んで頂きありがとうございました。