寝酒が睡眠の質を下げる
髪は寝ている間に成長するため、良い眠りを心がけることは育毛には欠かせないケアの一つといえます。
そこで普段、寝たくても眠れないときにお酒を飲むという方は意外といるのではないでしょうか。
そんな習慣がある人は要注意です。
実はアルコールが睡眠にとっていいことはひとつもありません。
睡眠がしっかりとれないということは発毛や育毛にも影響してしまいます。
たくさん飲むと寝つきは良くなりますが、アルコールが分解される睡眠後半になると交感神経の活動が高まって眠りが分断され、疲れが取れません。
一方、少量だと寝つきが悪くなり、睡眠時間も長くなる傾向にあります。
寝つきを良くするために寝酒を飲むと、確かに最初は効果を実感します。
しかし、1週間もすると耐性ができて、あっという間にお酒の量が増えることになるのです。
摂取するアルコールの量が多いほど、昼間の眠気や疲労感が強くなる傾向があります。
これは、アルコールによって筋肉がゆるんで気道が狭くなり、酸欠状態に陥るからです。
そのため、お酒を飲むとイビキや睡眠時無呼吸症候群がひどくねるケースが増えます。
睡眠時無呼吸症候群は血管に非常に負担がかかるので、高血圧や脳血管疾患、心臓病などのリスクが高くなることがわかっています。
睡眠によい効果をもたらすのはノンアルコールビール。
スペインの研究グループによる実験では、寝つくまでの時間が短くなり、昼間の不安感も軽減されたという結果がでています。
ビールの主成分であるアミノ酸の一種GABAは、神経を落ち着かせる働きがあるうえ、ノンアルコールにはアルコールのデメリットがないのです。
ただし、ビールは体を冷やすので適量を心がけましょう。
病院でも大手でもない。薄毛AGA対策の最後の砦が仙台に。自ら発毛の発毛技能士:阿部正樹です。記事を読んで頂きありがとうございました。