育毛発毛と運動には一見何の関係性も無いように思えますが、体の健康は頭皮の健康につながると考えれば、その関連性も見えてきます。

身体が正常に機能していないと、身体の一部でもある頭皮や髪に悪影響を与えるのは当然です。育毛発毛環境を整えたいと願うならば、頭皮の健康よりもまずは大元である身体の健康を促進することを心がけましょう。

適度な運動で血行促進

適度な運動は全身の血行を促進する効果があります。肩こりなども血流不足という点で薄毛に密接な関係がありますが、運動不足による血流不足で発生する場合がほとんどです。

肩こりにはゴリゴリのマッサージが気持ちよく一時的にコリは解消しますが根本を解決していないためまたすぐにコリが戻ってきます。これは頭皮にも言えることで、いくら育毛剤や頭皮マッサージを入念に行って血行を促進しようとしても、運動不足による血流不足を解消しなければ、一時的な改善で終わってしまいます。これはミノキシジルなどの血管拡張作用のあるお薬を飲んで血流を良くして発毛させる場合も同じです。

血行が悪くなると、十分な栄養が毛根に行きわたらなくなるため、毛髪の形成に必要な毛細血管の分裂、増殖といった働きが悪くなり、抜けやすい毛髪が生えてきたり、毛髪そのものが生えてこなくなったりするトラブルが発生しやすくなります。

発毛剤や頭皮マッサージの努力を無駄なものにしないためにも、普段から適度な運動を心がけることが大切です。

育毛のために息切せず毎日継続できる運動を!

仙台のメタボ人口率は5年連続全国ワースト2位(2016年時点)という悲しいデータもあります。近くのコンビニに行くもの車。それだけ便利な現代ではう慢性的に運動不足な傾向があり、「運動」ときくとどこか身構えてしまう傾向がありますね。

しかし、育毛促進の運動とはなにも毎日何キロもジョギングをしたり、スポーツジムに通ったりというハードなものを連想する必要はありません。とにかく毎日継続できる運動をすることが重要になります。

毎日継続できる具体的な運動とは?

●トイレスクワット
当サロンが多くのお客様にお伝えしている運動法がトイレスクワット。その名のとおり、トイレに行くたびにスクワットを10回だけゆっくり行います。太ももの大きな筋肉を収縮させることで想像以上の血流改善効果があります。さらに細胞を活性化するインスリン様成長因子(IGF-1)が増え、髪の成長を促進します。
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●普段から階段を使う。
一日20分のウォーキングは「理想」ですが、「どこに向かって歩くの?」「時間がない」など実際は意外と継続しにくいものです。しかし階段を登るのはそこに階段があるから。なんて、登山ではないですが、目的の階まで上がればよいだけです。階段はジョギングより毎分多くのカロリーを燃やすと言われています。エレベーターに乗って移動することと比較すると、階段昇降が消費するエネルギーは7倍のエネルギーを消費します。代謝も上がって育毛促進ができ、さらに足のシェイプアップやヒップアップ効果など、女性にとっても嬉しい効果が得られます。
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●台があればできる踏み台昇降。
移動しなくてもテレビを見ながらできる運動が踏み台昇降です。音楽をかけながらリズミカルにやれば、心も軽く楽しく運動が持続可能ですね。

まとめ

不定期なハードな運動で心臓や筋肉に無理な負担をかけるのは、育毛のための運動とは言えず逆に身体に負担をかけてしまうことになります。適度で持続性のある運動をすれば、全身の血流アップ、頭皮の血流アップ、精神の安定、冷えの解消、代謝アップなどなど健康即育毛の効果を得ることができます。

スーパースカルプ発毛センター仙台泉店

病院でも大手でもない。薄毛AGA対策の最後の砦が仙台に。自ら発毛の発毛技能士:阿部正樹です。記事を読んで頂きありがとうございました。

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